木村佳乃主演・大杉蓮助演の映画。

瀬戸内を「せとうち」と呼ぶひびきが好きになった。
愛媛ことばは、話しているだけで近しい感じにみえて、なんだかそのことばが話せる人たちが羨ましい。

私がもし遠くに嫁に行くかもしれないと思って観ていたら、それまでの人生を胸にもういちど刻んで、それから新しいふるさと(家庭)に生きていきたいと思う久里子の気持ちがよく分かる。でも実は距離なんて関係ないのかもしれない。
夢や希望に向かって生きてきた中で、たどりつかずに残っている思い出や、友だちとの交流とか、なんだかんだいっても愛している地元の風景や、両親や弟とのなんてことのない家族としての生活を、結婚をして「嫁に行った娘」になる前に、もう一度振り返って、ゆっくり過ごしてみたいと思う。
お嫁に行く前に家族で旅行する人もいるけれども、私はそれよりも、ただただ家で昔を振り返りながら、旧友に会ったり、学校へ行ったり、ピアノを弾いたり、近所をお散歩したり、公園へ行ったり、お祭りに行ったり、いろいろしながら、ゆっくり過ごしてみたいと思う。
はたしてそれが可能なのかどうかは、分からないけれど。でも、時間のあるときに、少しずつ、振り返っていこうかな、と思う。

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