神楽坂

2006年3月18日 グルメ
フレンチを同僚の子と食べに行った。

神楽坂という町は、その名の通り、
寺社が数多く点在している。

駅前の大通りは、重厚な作りとは大げさにも言えず、むしろチープな、というのか、アットホームな親しみを感じる商店街となっている。

そこから一歩横道へそれると、
風景ががらりと変わり、ひっそりとした、夕闇の中に
ぽつりぽつりと、洒落たレストランや、和食懐石の店や、
陶芸のギャラリーなんかが、こっそりと開かれている。

同僚の彼女、薄い薄い硝子のコップにすっかり魅せられている。
私はその横の赤茶けたごはん茶碗にうっとり。

アマテラスというそのお店は、こぢんまりという言葉がぴったりの、そしてなぜか統一感のない感じの、でもとてもあたたかなところだった。
背中に置かれた膝掛けが、格調よりも居心地を提供したいのだと思わせた。とてもあたたかい。

メインが魚と肉で、ワインとシャンパン。

有機栽培の野菜がとにかく目と舌で楽しめる料理の数々。有機野菜がこれほどに色味の濃いものだとは。栄養たっぷりですよとお皿の上で言っているようにみえた。
これを機に、有機野菜に嵌ってしまいそうだ。

デザートのトマトのアイスに同僚と大感動を覚える。
とにかくどのメニューをみても、その味がどんなだろう、と想像するところから楽しく、メニューを決めるのにたくさんの時間を使った。

それがまた楽しい時間だった。

また訪れてみたい町、神楽坂。
初めてのハイソな町への挑戦は、思っていたよりも快調な滑り出しとなった。
今回はまったくの普段着で行ってしまった私、
次回があるならワンピースぐらいの心意気を持っていこうかなどと考えつつ…。

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MIU

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