・肘には何故膝蓋骨(=腱内にできた機能的な種子骨)がないのか?→動物によってはあるものもいることから、肘頭が既にその役割を担っていると考えられる
・上腕骨の上腕−尺骨の関係
 滑車切痕と滑車を外側と内側に分けると、外側の切痕(誘導溝)と内側の滑車(誘導稜)が屈伸をしやすく誘導している
・滑車上孔という孔が滑車内にある
・橈骨輪状靭帯は尺骨からリング状に出る(珍しい)、しかも関節面にある
 似ているのは環椎軸椎の輪状靭帯
・尺骨は内側半分位は橈骨が回る範囲外なのでザラザラしており、さらに頭部分の縦軸は狭い 外側は幅が広くて凹みがあり、そこに橈骨がある
・橈骨頭斜半月…滑車と上腕骨小頭の外側の一番内側が接触して少し削れることでできる
・肘関節前面では、関節面が弱い(屈伸を邪魔しないように)→横揺れ防止のために、側腹靭帯あり
・前腕の屈筋群に触るには…哺乳類では、前腕の筋は走行的には指を曲げやすくなっている 爬虫類では、手関節と指関節が同時には屈伸できない
 筋の分化(浅層のみ)
 …橈側(前腕につく)(短)−橈側前腕屈筋(=円回内筋)
    (手根につく)(中)−橈側手根屈筋
  中間(指につく)(長)−浅指屈筋→長掌筋(屈筋支帯より上)
  尺側(手根につく)(中)−尺側手根屈筋
    (前腕につく)(短)−尺側前腕屈筋(消滅)
・円回内筋は正中神経支配 橈骨VAがその上を通る 尺骨VAはその下
・浅指屈筋−強力な筋 腱が2階建てになる(?・?指を?・?指の上に乗せてくっつけたような感じ)その間を神経が通る
・尺側手根屈筋 内側上顆のすぐ内側にVAがあるので、ダメージを受けやすい
・深指屈筋と長母指屈筋の間に正中神経が走る この隙間があるために人では母指が深指屈筋から分離しやすい
 動物によって、異なる位置ではあるがどこかで分かれており、その間を神経が通る
・方形回内筋(深層)−浅指屈筋の腱の下の座布団となり、前腕掌面をフラットにする
・神経と血管路はほぼ平行で、神経が外側、筋が内側を走る
 屈筋は、上腕は2経路、前腕は4経路
 伸筋は、1経路しかない(発達が悪い)
・解剖が分かれば動きが分かる!

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